2年前のはなけっと

サークルを立ち上げた年は、文フリ岩手ともう一つイベントに参加した。花巻で開催された第一回「はなけっと」だ。

なんか面白いことやってみようということで花巻で結成された「なんか企画」さんが主催した、同人誌即売会とコスプレのイベントだった。
規模は文フリ岩手の半分ほど。その中にずんばさんとひざのうらさんがいたんだから、物凄い。どこから情報嗅ぎ付けたんだ。

この時から、小分けにしたA6サイズの短編を頒布し始めた。欲しい短編だけをその場で製本する「短編量り売り」の手法を思いついたからだ。
自分オリジナルの売り方を模索してのことだったが、荷物が増える割に採算性がなかったので、一年ほどでやめてしまった。
地方の一地域のイベントということもあり、学生がよくいた印象だった。だから、吹奏楽部員と覚しき子が吹奏楽本を買っていった。
このイベントである程度身の振り方を覚えたので、次なる年からだんだんとイベント参加の頻度を多くしていくようになる。

このイベントは頒布目的より、地元のイベント開催者と繋がりを作っておきたかった。その後も、運営の人が開催するカラオケイベントにも毎回行っていた。
ただ、顔を覚えてもらった頃、なんか企画さんは活動を休止してしまった。かつての運営の人がサブカルバーを開いたみたいなので、なるべく早く行っておきたい。

サークル旗揚げ・2年前の文フリ岩手

初めて個人サークルとしてイベントに参加したのが、一昨年の文学フリマ岩手だった。
大学で文学フリマ東京には参加していたが、卒業後はしばらくイベントから遠ざかっていた。岩手て文フリが開催されていなかったら、サークルの活動はもう数年ほど先の話になったかもしれない。

初参加で用意した冊子は、大学で書き溜めた作品をまとめた短編集と、吹奏楽のコピー本の2つ。平積みにして、段ボールにA3用紙を張り付けただけの看板という、簡素な造りで始まった。

短編集は、確か5冊売れたかどうか。統一性のない短編集だし、内容が全くわからない表紙とタイトルだったから、当然だ。しかし、それを手に取ってくれた5人の中に、ひざのうらはやおさんがいた。しかも、彼のブログで良い評価をもらったとあって、巡り合わせが非常に良かったと言うほかない。
吹奏楽本の頒布数は、覚えていない。短編集よりは多かったと思う。この本ばかりは、どんなイベントでも必ず数冊はハケるからありがたい。

名前を売るために参加した打ち上げでは、今でも関係が続く人にも会った。
「イリエ」シリーズで勢いに乗るずんばさん、岩手のロリータ界隈を牽引するひめるさんは今も一緒するイベントが多い。
打ち上げで食べた姫竹がおいしかったことは覚えているけど、この時だったっけ。次の文フリ岩手だったっけ。

冊子の頒布数はともかくとして、ここで出会った人々との縁を考えると、無名サークルなりにまあ上々のスタートじゃないだろうか。
このイベントで刺激を受けたのか、突如道の駅ルポの制作を思いついた。次の日から早速岩手道の駅巡りを始め、今現在5周目に突入している。

次は、かつて花巻で開催されていたイベント「はなけっと」について思い出す。
文フリ金沢に向けた明日の長距離ドライブに備え、今日はとっとと寝る。